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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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7:壊れた世界


 「港まで出れば船がある、俺達はまだ終わっちゃいない。」
 そうだ、まだ終わってない、この下らない世界はまだ存在している。
 それを壊すまで、俺の革命は終わらないのだから。
 「短期決戦しかないでしょうな、連中はすぐに体制を立て直すでしょう。」
 「裏門からの脱出か?」
 「それしかないでしょうな、まあ、それなりの配置はあるでしょうが…今は、さっきの爆発の処理に人数を裂いとるでしょう。」
 「迷っている暇はないな。」
 俺達は即座に装備を整え、校舎の裏口に向かった。
 当然、裏門にも警官隊の姿はある、だが、連中は忙しなく動き回っていた、どうやら本部の爆発が効を奏したらしい。
 「では、始めましょうや、同志。」
 俺達は、警官隊に対し一斉に銃撃を加えた、突然の銃撃に慌てる連中に、更に2斉射。
 裏門を固めていた、警官隊が次々に倒れるのを見て、俺達は突撃した。

 「不味いですな、思ったより数が多い。」
 奇襲は成功したものの、予想外に多い警戒隊に阻まれ、俺達は包囲を抜けられずにいた。
 堪えてはいるが、既に2人が殺られた。
 「はは、参りましたな、このままではジリ貧というヤツでありますな。」
 バリケードから覗く警官を撃ち倒しながら、戦争屋が笑う。
 「だが、今更引けまい、だったら突破するまでだ。」
 「いい思い切りですなあ、最高の舞台だ。」
 戦争屋は実に楽しそうに笑う、なんて奴だ。
 「いいでしょう、残りの爆薬を使って突破口を開きます。」
 「貴様がやるのか?」
 「他に居らんでしょう…同志、自分は貴方の革命を支持しとります、生きていたらまたやりましょうや。」
 戦争屋の仕掛けた爆発を合図に、俺達は待ち構える警官隊に突撃した。

 すっかりと静かになった。
 港の倉庫街には、海鳥の鳴き声だけが響いている。
 先程まで、耳を叩いていた爆発と銃撃の音が、まるで嘘のようだ。
 船のある場所までは、まだ暫くはある…俺は倉庫の階段に腰掛けた。
 「クソ…熱いな…」
 海辺に射す日差しのせいではない、熱いのは腹の傷だ。
 戦いの中では気付かなかった傷が、今になってやけに熱い。
 気が付けば、流れた血でズボンがべっとりと濡れていた。
 「最悪だな。」
 見上げれば、青い空から夏の日差しが、じりじりと射してくる。
 全く最悪の光景だ、この糞みたいな世界を、美しく照らしていやがる。
 ふと、見上げた青空に黒い染みが生まれた。
 それは、まるで硝子が罅割れるように、世界を包んでいく。
 「はは…ははは…」
 そうだ、これだ、俺はこれが見たかったんだ。
 この下らない世界が、黒い罅に覆われて壊れていく。
 何とも、痛快じゃないか…なあ…

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